DNA鑑定は万能か その可能性と限界に迫る

「DNA鑑定は万能か その可能性と限界に迫る」(赤根敦 著 化学同人)

科学的証拠と言う名の「アナログ」

と言う当たり前のことを再認識できた点で良書だった。
他と区別し難い微細なピークと言ったアナログな情報を「解釈」され、綺麗に整理されて「鑑定書」と言う形になると、微妙なアナログ情報が捨象されて、出た、出ないと言う結果だけが、独り歩きしてしまうリスクがある。

DNAの本だけど、科学的証拠一般に当てはまる。


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