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4月, 2018の投稿を表示しています

地球儀&歴史年表@宝塚

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娘が小学校1年生になるということで定番の地球儀。 そして、一覧用の世界史年表@宝塚。 宝塚大好き大好きの娘のために 、宝塚で見た演目の時代を記載していって、地球儀を見ながら 地理と世界史を俯瞰してもらおうとの親心。 弁護士が裁判員裁判の一覧資料として作る場合もっと色分けをしたりもっと見やすくする工夫は必要だなと。 まだまだ一覧資料としては未完成だが、まあ娘と一緒に作っていこう。 「お勉強」という趣旨は、あまりない。 世界と歴史の中に、自らを相対化していけば、今、自分が何かに悩んでいても、それがいかにささいなことかに気付くだろう。

法律家のための企業会計と法の基礎知識 会計処理と法の判断

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旧長銀事件(最高裁平成17年(あ)第1716号,同20年4月18日第二小法廷判決)と, その事件で補足意見の書いた古田佑紀最高裁判事(当時)と,弁護士・公認会計士が書いた「法律家のための企業会計と法の基礎知識 会計処理と法の判断」 を,仕事の必要に迫られて読む。 破産管財(整理解雇事件などでも)では,会社の決算書数期を並べて,PL,BS,CFなどを分析し,粉飾決算や,逆粉飾決算(計画倒産の場合など)がないか,数年単位でのお金の流れを追い,総勘定元帳を参照して,個別取引と仕訳をチェックしていく。 今回読んだ本は至る所で興味深かったが,特に改めて納得してしまったのが冒頭の一節だ。 「さて,会計の説明に入る前に,ここで最近の実務レベルの会計に欠かせない留意点をあらかじめ申し上げておく。一言でいえば,最近の会計実務では会計処理以前の対応として,前提条件とも言うべき『取引自体の合理性』(例えば,会社のためになっていると言えるのか)の検討が非常に重要になってきたということである。これは,コーポレート・ガバナンスとの関係で言えば『取引自体の合理性』についてステーク・ホルダーに説明可能であるか等,経営者が説明責任を果たすことが求められていることによるものである。」 これを、ごくごく初歩的な事例にたとえると,新株発行で得た資金(自己資本)と,短期社債(流動負債)で集めた資金を, 怪しげな人物に貸してしまった(流動資産)とする。 最初の一年は利息が10%入ってきたとする。 貸借対照表上は自己資本・流動負債と流動資産とかバランスするし, 損益計算書上もきちんと利益が出ていることになる。 しかし取引そのものが不合理であれば,この不合理な取引を隠すために,やがてこの貸付金の実際の価値に関する評価をめぐって粉飾決算に手を染めていくということもあろう。 旧長銀事件は、要するに関連ノンバンク等に対する 貸付金の資産査定をめぐって、より厳格に 査定しなければならないとする 新基準に従わなかったことが、虚偽記載有価証券報告書提出罪及び違法配当罪に該当するとして起訴された事例( 結論は無罪)だ。 これも結局、突き詰めていくと、そんな所に、そんな調査で 、そんな金貸しちゃっていいのかよ、 と言うシンプルな問題な気がする。 『取引自体の合理性』の検討が非常に重要とい

AIを巡る法制度の行く末はいかに?

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今乗っている自動車(VW passat)は,運転中,一定の速度を設定しておけば,前の車との車間距離を自動的に把握して,減速・加速を行う。また,道路の車線幅を認識し,自動的にステアリングを切る。この技術は,何も僕が今乗っている車に限ったことではなく,多くの車両で採用されている。 普段,あまり車を運転しないので,日常的に意識していないが,技術的には限りなく自動運転に近づいていることを認識する。 僕は,自分自身に対しても,性悪説で臨んでいるので,自分が「他事を考えながらの運転」「脇見運転」「居眠り運転」をする可能性がないとは,考えていない。 したがって,常に自分が事故の加害者・被害者になり得る可能性を意識している。 そのため,上記技術の採否は,衝突安全性能に関するIIHSや,EURONCAPの試験結果と共に,車選びを考える際の重要な基準となっている。 (参考:IIHS small overlapの試験) https://www.google.co.jp/search?q=iihs+small+overlap&rlz=1C1CAFA_enJP666JP760&source=lnms&tbm=vid&sa=X&ved=0ahUKEwjfyO_hvJraAhUEJZQKHd4hDN0Q_AUICigB&biw=1600&bih=794 (参考:EURONCAPの試験) https://www.google.co.jp/search?q=euroncap+2018&rlz=1C1CAFA_enJP666JP760&source=lnms&tbm=vid&sa=X&ved=0ahUKEwj9pYeTvZraAhXEVZQKHcZECtMQ_AUICygC&biw=1600&bih=794 さて,この機能,運転を一定程度車に任せようとすると,警告音が発せられ,自動運転機能が停止されるように設定されている。 技術的には,もっと車に運転を任せることができるはずであり,それだけの機能がありながら,運転手がその性能を十分に利用することが許されていない。 おそらくこれは,法的な問題であろうと思う。 車が運転手に自動運転を許容しているような設